【プログラミング 初心者におすすめの本】『おうちで学べるプログラミングのきほん』

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『おうちで学べるプログラミングのきほん』の概要

内容 「プログラミング」を俯瞰的に紹介している本で、
そもそもプログラミングとは何なのか、ということが丁寧に説明されています。

コンピューターが日常生活でどのように使われているのか、
というところから始まって、コンピューターの仕組み、
コンピューターの中で動くプログラムを記述する為のプログラミング言語、そこから生み出されるアプリケーションについて、と、解説が進んでいきます。

対象者 ・ITについて全く知らない未経験の方
・プログラミングの勉強を始めたばかりの方
・既にプログラムを組んでいるけれど、躓いてしまっている方
オススメできる人 ・専門的な説明ではなくて、概要を知りたい方
・プログラミングの基礎が理解できていなくて、原理を学びなおしたいとい方
オススメできない人 ・現在プログラマーで、他の言語の勉強をしたいと考えている方
得られる物 ・ITの仕組みの理解
・プログラミングの仕組みと原理の理解
Amazonレビュースコア 5つ星のうち 3.7
金額 1,980円+税

プログラミングがそもそも何なのかを知ることができる本

この本のターゲットは大きく分けて2タイプ。
一つは「コンピューターってそもそも何なの?」という超初心者の方。もう一つは「今、プログラミングを実際にやっているけれど、いまいちわかっていなくて、うまくプログラムが組めない」と行き詰まりを感じている方です。
誰もが入りやすい内容からスタートし、徐々に、OSやプログラミングといった専門的な内容になり難しくなっていきますが、この本が読者に一番伝えたいことは「コンピューターは基本的に同じ原理で動いている」ということ。これを理解できれば、応用の効くプログラマーになれると著者の河村さんはいいます。

一過性の知識ではなく、まずは、今後プログラマーとして仕事をする上での土台となる考え方を身に付ける為に、オススメの一冊といえると思います。

実際のレビューを著者の河村さんとチェック

【レビュー1】
勉強にはなります ★★★☆☆(評価点:5つ星のうち3.0)

レビューに惹かれて買いました。悪くない本ですがプログラミングの初歩でつまづく人の打開にはならないと思います。勉強にはなります。でも、たぶん、今までそうだったようにそこまで。こういう本はそういうもので、本だけではどうにもならないものかと。

引用元:Amazon

(河村さん)
これはもっともだと思います。プログラミングの技術についてわかりやすく説明するのは他の本に任せて、私の本では、あくまでプログラミングを俯瞰することをテーマとしていますので。この本からは、知っておくべき基礎知識を学んでいただきたいと思っています。

【レビュー2】
前半は良かったのに・・・ ★★★☆☆(評価点:5つ星のうち3.0)

プログラミングを全く知らない素人です。
chapter3まではパソコンのことやwebの説明が分かりやすくて良かったのですが、chapter4からのプログラミング言語に入ると一気にワケが分からなくなりました。説明が悪いのか私の頭が悪いのか・・・。恐らく後者なのでしょう、この本を褒め称えている人もおられるので。

引用元:Amazon

(河村さん)
これももっともですね。1冊の中で、プログラミングについて俯瞰する為に、プログラミング言語を習得する為の説明はしていません。Chapter4からはギアチェンジをして、プログラミングについて入門レベル以上の内容になっていますので、初心者の方には難しいかなと思います。

【レビュー3】
初心者にはいいけれど・・・ ★★★☆☆☆(評価点:5つ星のうち3.0)

この本は「コンピューターの基礎が知りたい」という人には喜んでお勧めします。
しかし、コンピューターの基礎が大体分かっている人には、2000円払ってこの本を買う価値はないでしょう。
私は後者の人間なので、あまりこの本にはあまり満足はできませんでした。
もうちょっと上級者向けの内容を濃くしてほしかったのですが・・・

引用元:Amazon

(河村さん)
この本はノン・プログラマーからプログラミング入門者・初心者向けとなっているので、基礎以上がわかっているレベルの方には物足りないと思います。

【レビュー4】
バランスがいい ★★★★★(評価点:5つ星のうち5.0)

コードがどういう仕組みで動いているか、直感的に理解できるようになり、これは読んでよかった。
プログラミング、機械語、カーネル、ライブラリ、メモリなどコンピュータの仕組みが平易に解説されて
いる。
客観的な解説と著者の主観のバランスも良いと思う。

引用元:Amazon

(河村さん)
この方が仰っるように、バランスがよくなるように書きました。プログラミングというと、「じゃあまずは作ってみよう」となることが多くて、そもそもプログラムが動く為の土台って何だろうということは、結構学ばないことが多いんですよね。でも、プログラマーはシステムを提供する側なので、自分たちが作るものの仕組みは知っておく必要があると思います。その為にこの本では、プログラマーとして知ってほしいことを、万遍なくお伝えしているつもりです。

【レビュー5】
プログラムの体系がよくわかると思います。 ★★★★☆(評価点:5つ星のうち4.0)

今まですべて我流でパソコンのプログラムとか学んできた小生には全体が見渡せて
参考になりました。

引用元:Amazon

(河村さん)
まさにプログラミングの体系を解説しています。ほとんどの入門書はプログラミングの専門的な技術的な部分の解説に注力しているので、私の本の様な俯瞰的な視点からの本もあっていいのではと思います。

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プログラミングが何なのか、全体像を把握できる

【Q】「おうちで学べるプログラミングのきほん」はどんな本でしょうか?

「そもそもコンピューターって何だろう?」というところから入って、まずはコンピューターの仕組みから説明しています。そこから「プログラミングとはどういたいった行為なのか」という内容に発展させて、プログラミングの基礎を取り上げています。

Chapter1「プログラミングの世界をのぞいてみよう」、Chapter2「コンピュータの仕組みと役割を理解しよう」、Chapter3「OSの仕組みと役割を理解しよう」、Chapter4「プログラミング言語の基礎知識」までは、営業や管理職の方など、プログラマーでは無い方でも読み物として読んでいただける内容になっています。
Capter5「プログラミング言語を学ぼう①」からは、これからプログラミングをやってみようと思っている方ですとか、プログラミングをやっているけれど、根本の概念を掴みきれていなくて、応用が効かせられず苦戦している方向けの内容になっています。

ほとんどのプログラミングの本はプログラミング言語にフォーカスしている内容になっていると思うんですが、この本に関しては各論で終わらせたくなくて、俯瞰した内容にしようと考えて書きました。
ですので、プログラミングについて、上から下まで駆け抜けて、知っておくべき基礎知識を俯瞰することがテーマなので、ノン・プログラマーからプログラミング入門者、初級プログラマーまでと、幅広い方が対象となっています。

内容も、その当時の流行り物といった一過性の物ではなくて、コンピューターの原理やOSのしくみといった陳腐化しない普遍的な物を取りあげていますので、長い年数で使っていただけると思います。

どんなプログラミングも原理は一緒

【Q】本のポイントは何でしょうか?

本を通して、プログラミングを俯瞰することで、応用を効かせらる知識を習得していただくことを目的にしていることです。
というのが、プログラミングは共通の概念で出来ていて、動く原理は基本的に全部一緒なんです。プログラミング言語ごとに、命令する為の方法や文法、関数などは違ってはくるんですが、元は全部同じ様な原理で動いています。
ですので、まずは、原理は全部一緒なんだ、ということを理解する。それが理解できれば、どんな言語も少し時間をかければできるようになるんですよね。そういった意味で、プログラミングの学習の方法を探している方には役立つかもしれません。

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とにかく「厚い」本を使って勉強する

【Q】これからプログラミングをやりたいという方に、お勧めの勉強方法は何だと思いますか?

まずは、Webで概要を簡単に把握して、その後、本を使って勉強するといいと思います。本というのは体系立てて作られているので、勉強も体系的にできると思うんですよね。
勉強する本は、分厚い物と、わかりやすい入門書の物と、2冊を併用することをお勧めします。分厚い物というのは、王道中の王道の本がよくて、というのが、書かれている内容がやっぱりしっかりしていますので、辞書の様に使っていくといいと思います。例えば、動物本といわれるオライリーシリーズとかですね。
今だとWebで勉強することもできますが、Webでは色んな情報が錯綜していますし、結構間違った情報もありますので、Webだけで、というのはお勧めしません。Webを使う場合には、ある情報に関して最低でも2つ以上の情報元を検証をして、本当に正しいことを言っているのかどうか、必ず確認した方がいいと思います。

【Q】ご自身の本以外で、お勧めの本を教えていただけますか?

・『やさしいコンピュータ科学』(アラン・W. ビアマン著)
プログラミング入門のちょっと上、といったレベルの物です。どちらかというと学問寄りな内容なんですが、読み物として面白いと思います。

・『闘うプログラマー』(G・パスカル・ザカリー著)
IT業界にこれから入ろうと考えている方に読んでもらいたいですね。この業界がどれだけ激しいかが書かれているので(笑) 同時に、どれだけ世の中に対してすごいことをやっているのかもわかると思いますよ。

【Q】プログラミングをしていく上で、必要だと思うスキルがあれば、教えてください!

やはり適性というのがあると思っていて、「試行錯誤ができる」ということが求められると思います。見えないゴールを手探りで探していく力ですね。
プログラミングというのは型通りには行かない物で、かといってそういった時に、どこかに書いてあること・これまで習ったことを組み合わせれば何とかなるというものではないんですよね。どこにも答えがのっていないことを、自力で解決していくことになるので、相当な忍耐強さが必要だと思います。それを楽しむことができる、試行錯誤をする才能、というのがあるんですよね。
なので、「決まったことをきちっとやりたいです」とか「答えだけ教えてほしい」という思考の方には厳しいと思います。

数学は、基礎知識としてあるにこしたことはないです。数学を使わないと作れないプログラムというのもあるので。ゲームはまさにその最たるものもので、ゲームの世界の中で、物を落とすと弾んだり転がったりすると思うんですが、ああいった物は全部物理学の分野になってきて、数式を使いますからね。でも、数学の力が無くてもプログラミング自体はできるので、あればやれる幅が広がるということですね。

あとは、英語力ですね。会話力はあるに越したことはないですが、特に重要なのが単語力です。
プログラミングという作業においては、大量に登場する変数や関数やオブジェクトなどに適切な名前を付けるということがとても重要です。プログラミング言語は基本的に英数字で表記するので、英語で命名するのが一番スムーズです。もちろん日本語をローマ字表記して命名してもいいのですが、それはなんだか素人っぽくて「カッコ悪い」です(笑)。
Webで和英辞典を引けばすぐに英単語は見つかりますが、よく使う名称や概念については、そらで英単語でつづることができれば、プログラミングの効率がグンと上がると思います。

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◆河村進さん
お父さんが地元の愛媛県で自動車修理工場を営んでいて、小さい頃から遊び道具として機械に触れながら育つ。小学生5年生の頃、世の中にパソコンが出始めたことからプログラミングに興味を持ち始め、中学1年生の時に念願のパソコンを買ってもらい、「ラジオの製作」や「マイコンBASICマガジン」といった雑誌を見ながら、見よう見まねの独学でプログラミングを始める。その時に買ってもらったNECのPC-8001を中学・高校の時にずっと使い続け、カロリー計算システムやロボット制御システムの開発など、ソフトからハードまで幅広く経験。BASIC、アセンブリ言語、マシン語を習得。
大学は筑波大学 情報学類に進学し、Pascal、FORTRAN、COBOL、C、Lispと幅広く言語を身に付けていく。大学卒業後は、学生時代にプログラミングのアルバイトをしていた延長線上で、筑波のIT系の会社に就職以来、IT一筋の人生を送っている。
12歳からプログラミングを始め、プログラミング歴は30年以上。

『おうちで学べるプログラミングのきほん』
著者:河村 進
出版日:2013/8/9
価格:1,980円+税
単行本:320ページ
出版社:翔泳社

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