HTML5 【 figure 】 ~ 本文から参照されるコンテンツ

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HTML5の新要素の1つにfigure要素があります。figure要素は、同じくHTML5の新要素であるfigcaption要素でキャプションを伴って、画像などをグループ化することができます。
今回は、このfigure要素の機能や書き方などを紹介します。

目次

1.figure要素とは
2.figure要素で画像をグループ化
3.figure要素でソースコードをグループ化
4.figure要素でテキストをグループ化
5.figure要素でテーブルをグループ化

1.figure要素とは

figure要素は、コンテンツをグループ化する要素です。
figure(フィギュア)という名前から考えると、画像や図形などimg要素をマークアップする要素のようなイメージを持つかもしれませんが、img要素だけでなく、ソースコード、リスト、テキストなど何に対してもグループ化する際に使用できる要素です。
それでは、他のグループ化要素であるp要素やdiv要素とfigure要素とは、何が違うのでしょうか。

figure要素の一番の特徴は、「figure要素でグループ化されたコンテンツは、本文から参照されるコンテンツとなる」ことです。
そのために、グループ化される内容は、独立した内容である必要があります。そのページのどこに置いても、他のページにあってもOKな内容のモノで、メインコンテンツから参照されるのに妥当な内容でなければfigure要素でグループ化するのに適しません。
メインコンテンツの一部で、他の場所に移したら無意味になるものなどをfigure要素の中に入れるのもNGです。

そして、figure要素の中に、figcaption要素を使って、画像やソースコード、リスト、テキストなどにキャプションや注釈を付けることができます。figcaption要素でキャプションや注釈を付けることによって、本文から参照される内容をより明確に表すことができます。

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2.figure要素で画像をグループ化

figure要素で画像をグループ化してみます。

日本三景

colmun_image1751_01

HTMLは下の通りです。

<figure>
<figcaption>日本三景</figcaption>
<img src=”img/fig_1.jpg” width=”250″ height=”150″>
<img src=”img/fig_2.jpg” width=”250″ height=”150″>
<img src=”img/fig_3.jpg” width=”250″ height=”150″>
</figure>

写真を3つ並べてグループ化していますが、複数必要なわけではなく1つでもOKです。
また、キャプション<figcaption>は、写真の上部でなくても、写真の下に入れてもOKです。
ただし、<figcaption>は<figure>の中に1つだけしか入れられません。

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3.figure要素でソースコードをグループ化

<figure>でソースコードをまとめてみます。

この部分のCSSのソースコードは次CSSソースコード3のとおりです。

CSSソースコード3

figure {border: 1px solid #CCC; padding: 20px; margin:0.5em 0 0.5em;}
figcaption {display:block; font-weight: bold;}
article section p {margin: 2em 0px 0px; padding: 0px;}

HTMLは下の通りです。

<p>この部分のCSSのソースコードは<a href=”#03″>CSSソースコード3</a>のとおりです。</p>
<figure id=”03″>
<figcaption>CSSソースコード3</figcaption>
<pre><code>figure {border: 1px solid #CCC; padding: 20px; margin:0.5em 0 0.5em;}
figcaption {display:block; font-weight: bold;}
article section p {margin: 2em 0px 0px; padding: 0px;}</code></pre>
</figure>

ここでは<pre>と<code>によるコンテンツが、<figure>要素によってまとめられています。
<figure>の前の段落<p>で、この<figure>にリンクを設定しておきました(a href=”#03″)。これで、この<figure>が、他のどの場所にあっても参照できます。

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4.figure要素でテキストをグループ化

<figure>でテキストをまとめてみます。

山のあなたの 空遠く
幸住むと 人のいふ
噫われひとと 尋めゆきて
涙さしぐみ かへりきぬ
山のあなたに なほ遠く
幸住むと 人のいふ

山のあなた(カール・ブッセ)

HTMLは下の通りです。

<figure>
<p>
山のあなたの 空遠く
幸住むと 人のいふ
噫われひとと 尋めゆきて
涙さしぐみ かへりきぬ
山のあなたに なほ遠く
幸住むと 人のいふ
<figcaption>山のあなた(カール・ブッセ)</figcaption>
</p>
</figure>

ここでは<p>によってまとめられた詩を<figure>でまとめています。このサンプルは<p>~</p>による段落がひとつですが、<p>~</p>が複数あっても、それが詩などのひとまとまりのものであればOKです。そして、<figcaption>でそのタイトルを付けられます。

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5.figure要素でテーブルをグループ化

<figure>でテーブルをまとめてみます。

figure要素のまとめ
figure要素は画像以外にも、コードや表など色んな挿しコンテンツに使える キャプションが付かないものはfigure要素を無理に使わなくて良い figure要素を使う時は、それが文書に取ってどんな意味を持つのかを考えることが大事

HTMLは下の通りです。

<figure>
<figcaption>
figure要素のまとめ
</figcaption>
<table>
<tr>
<td>figure要素は画像以外にも、コードや表など色んな挿しコンテンツに使える</td>
<td>キャプションが付かないものはfigure要素を無理に使わなくて良い</td>
<td>figure要素を使う時は、それが文書に取ってどんな意味を持つのかを考えることが大事</td>
</tr>
</table>
</figure>

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